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最終更新:2025年5月28日検索条件 "最近の判例 " にあてはまる裁判例は 60 件です。 ( 3 / 3 page )
2024.03.14 | 八尾市立中学校講師任用打ち切り事件 大阪地裁 令和5年(行ウ)第10号 中学校非常勤講師任命義務付け等請求事件 令和6年3月14日判決 棄却 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【参 考】 原告は、令和4年9月1日、大阪府教育委員会から、府費負担教職員として被告八尾市が設置する中学校の非常勤講師に任用されたが、同年12月22日に任用期間が終了した。本件は、原告が、人事権を有する被告八尾市の担当者から、上記任用に際し、令和5年3月まで任用される旨の説明を受け、それまで任用が継続されるとの期待権を有していたのに、上記期待権を奪われたと主張して、被告八尾市及び被告大阪府に対し、連帯して約116万円の支払を求める事案である。 |
2024.03.13 | 北海道大学総長解任事件 札幌地裁 令和2年(行ウ)第36号 総長解任処分取消等請求事件 令和6年3月13日判決 棄却 【出 典】 裁判所ウェブサイト 【参 考】 原告は、被告北大の総長であったが、被告北大の総長選考会議は、原告の非違行為30件を認めて、文部科学大臣に原告の総長解任の申出をし、これを受けた文部科学大臣は、総長選考会議が認定した非違行為のうち28件を認定し、原告を被告北大の学長から解任する決定をしたところ、本件解任申出の手続に瑕疵は認められず、本件解任申出及び本件解任処分が認定した非違行為及び評価は正当であり、裁量権の逸脱・濫用は認められない。 |
2024.03.12 | 慶應義塾大学非常勤講師の雇止め事件 横浜地裁 令和4年(ワ)第1830号 地位確認等請求事件 令和6年3月12日判決 棄却(控訴) 【出 典】 労働判例1317号5頁 【参 考】 無期転換権発生までの通算期間を10年とすることを定める任期法7条1項が適用されるとして,大学非常勤講師の地位確認等請求が斥けられた例 |
2024.03.08 | 私立高校体操部落下事故事件 静岡地裁 令和2年(ワ)第218号 損害賠償等請求事件 令和6年3月8日判決 棄却 【出 典】 労働判例ジャーナル148号40頁 【参 考】 静岡市の高等学校で、体操部の部活動中に大けがを負ったのは学校側が安全配慮義務を怠ったためだとして、元生徒と家族が同校を運営する学校法人に慰謝料や介護費用など約4億2千万円の損害賠償を求めた事案。学校法人新静岡学園事件 |
2024.03.08 | 鳥取市立小学校教員・不適切発言停職処分事件 鳥取地裁 令和4年(行ウ)第2号 懲戒処分取消請求事件 令和6年3月8日判決 認容 【出 典】 労働判例ジャーナル148号18頁 【参 考】 公立小学校に勤務していた教諭が,授業中に児童に「調子に乗ったらぶっ殺す」など暴言を吐いたことを理由に,停職1カ月とされた懲戒処分の取消しを県に求めた事案。 |
2024.03.04 | 私立高校野球部監督暴言事件 宮崎地裁延岡支部 令和4年(ワ)第101号 損害賠償請求事件 令和6年3月4日判決 棄却 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【経 過】 二審福岡高裁宮崎支部令和6年9月18日判決(棄却・裁判所ウェブサイト) 【参 考】 本件は、高校の野球部員だった生徒が、監督からの暴言や雑用の指示が原因で自殺を図り、退学を余儀なくされたとして、運営する学校法人と監督に計696万円の損害賠償を求める事案である。 |
2024.03.01 | 国立大学医学部学生・有毒ガス吸引事故事件 旭川地裁 平成30年(ワ)第150号 損害賠償請求事件 令和6年3月1日判決 認容 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【参 考】 本件は、被告大学法人が設置するa大学の医学部生であった原告が、同大学内の実験室において廃液の処理作業に従事していたところ、有毒ガスを吸引する事故により肺及び気管支に重篤な疾患を患い、肺の移植手術を受けるなどしたことについて、上記作業の指示をしたa大学病院の講師であった被告Y2及び被告大学法人に対して、連帯して、3億円の損害賠償を求める事案である。 |
2024.03.01 | 大分県立特別支援学校生徒窒息死事件 大分地裁 令和1年(ワ)第367号 損害賠償請求事件 令和6年3月1日判決 一部認容(確定) 【出 典】 裁判所ウェブサイト 【参 考】 亡eは、知的障害及び身体障害を有し、被告が設置するf支援学校高等部に通学していたところ、給食時間中に倒れ、その後死亡した。本件は、eの親族である原告らが、eには掻き込むような食べ方をして食物を丸飲みするという傾向があり、これによって咽頭が食物で閉塞され窒息が生じたことにより死亡したとし、本件事故当時本件支援学校の教職員であった者らには、給食時間中のeを見守り、食物による窒息を防止すべき注意義務及び同人の口腔内の食物を直ちに除去するなどの応急処置を採るべき注意義務等があったのに、これらを怠ったなどと主張して、被告県に約3700万円の損害賠償を求める事案である。 |
2024.02.29 | 私立高校生徒いじめ退学事件 大分地裁 令和2年(ワ)第276号 損害賠償等請求事件 令和6年2月29日判決 一部認容・一部棄却 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【参 考】 本件は、被告学校法人が運営するa高等学校の生徒であった原告が、高校2年時に、同級生6名からいじめを受け、当時の生徒指導主任であった被告Y2及び学級担任であった被告Y3の不適切な対応等により、本件高校を自主退学せざるを得ない状況に追い込まれたなどと主張して、被告らに対し、約218万円の損害賠償金の連帯支払を求める事案である。 |
2024.02.22 | 小金井市立保育園廃止処分事件 東京地裁 令和4年(行ウ)第549号 小金井市立保育園廃止処分取消等請求事件 令和6年2月22日判決 一部却下・一部棄却・一部認容(確定) 【参 考】 小金井市において、保育園廃止条例を専決処分したが、議会が不承認としたところ、利用不可処分を受けた原告が、廃止条例及び募集廃止並びに利用不可処分の取消訴訟、国家賠償訴訟を提起した事案。判決は、廃止条例及び募集廃止の取消訴訟は却下、利用不可処分の取消訴訟は取消、国家賠償訴訟は10万円を認めた。三野靖・自治総研554号22頁 |
2024.02.19 | 大阪府立支援学校教員パワハラ精神疾患事件 大阪地裁 平成30年(行ウ)第99号 公務外認定処分取消請求事件 令和6年2月19日判決 棄却 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【経 過】 大阪府に対する損害賠償請求事件につき、大阪地裁令和5年11月22日判決(棄却) 【参 考】 本件は、大阪府立支援学校に勤務していた原告が、処分行政庁に対し、同僚教諭から大声で怒鳴られたことなどにより精神疾患を発症したとして、公務災害認定請求をしたところ、処分行政庁から公務外の災害であると認定する旨の処分を受けたことから、被告を相手として、その取消し等を求める事案である。 |
2024.02.16 | 京都大学学生寮明渡請求事件 京都地裁 平成31年(ワ)第1264号 建物明渡請求事件 令和6年2月16日判決 一部認容・一部棄却(控訴) 【出 典】 裁判所ウェブサイト 【参 考】 本件は、原告が、京都大学の学生寄宿舎である建物に居住し又は居住していた被告らに対し、被告らは占有権原を有せず、有していたとしても喪失したなどと主張して、所有権に基づく返還請求権として、本件建物を明け渡すよう求める事案である。 |
2024.02.15 | 中高一貫校進学拒否事件 千葉地裁 令和4年(ワ)第1293号 損害賠償請求事件 令和6年2月15日判決 一部認容・一部棄却(確定) 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【参 考】 本件は、被告が管理運営する中学校に在籍していた原告が、校長から自宅謹慎を命じられたこと及び本件中学校と連携して中高一貫教育を実施している本件高校への進学を拒否されたことがいずれも違法である旨主張し、被告に対して損害賠償を求める事案である。 |
2024.02.15 | 私立高校剣道部監督解雇事件 東京地裁 令和3年(ワ)第31368号 地位確認等請求事件 令和6年2月15日判決 一部認容・一部棄却(控訴) 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【経 過】 二審東京高裁令和6年8月判決(棄却) 【参 考】 本件は、被告と期間の定めのある雇用契約を締結していた原告が、被告に対し、被告による解雇が無効であり、雇用契約が更新されていると主張して、雇用契約上の地位にあることの確認等を求める事案である。部員から集めた現金を「還暦祝い」として受け取ったとして解雇された高校の剣道部監督だった男性が,解雇は無効だと訴えた訴訟。 |
2024.02.14 | 茨城県古河市立中学校教員うつ病自殺事件 水戸地裁下妻支部 令和2年(ワ)第176号 損害賠償等請求事件 令和6年2月14日判決 一部認容(控訴、後和解) 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【経 過】 二審東京高裁令和7年1月8日和解 【参 考】 自殺した亡教員は長時間にわたる時間外労働を余儀なくされ,うつ病エピソードを発症したものであり,校長には安全配慮義務違反が認められるとして,損害賠償等請求が一部認められた事例。 |
2024.02.08 | 横浜国立大学教授成績改ざん事件 横浜地裁 令和3年(ワ)第909号 雇用契約上の地位確認等請求事件 令和6年2月8日判決 棄却(控訴) 【出 典】 労働判例1315号47頁、労働判例ジャーナル145号10頁 【経 過】 二審東京高裁令和7年2月4日和解 【参 考】 国立大学で外国人留学生向けの講義を担当していた元教授が,入試の合否判定や学生の成績評価を不適切に行ったなどとして懲戒解雇処分を受けたのは不当として,処分の無効などを求めた事案。判決は、入試の採点及び授業の成績評価の不正は懲戒解雇事由に該当すると判断して、請求を棄却した。 |
2024.02.07 | 長崎県立高校教員免職処分事件 福岡高等裁判所 令和4年(行コ)第18号 懲戒免職処分取消請求事件 令和6年2月7日 棄却 【出 典】 労働判例ジャーナル148号28頁 【経 過】 一審長崎地裁令和4年2月22日判決(一部認容・一部棄却)、最高裁令和6年12月20日決定(棄却) 【参 考】 虚偽の公務災害認定請求による療養補償費の不正受給を理由にした懲戒免職処分は事実誤認として,県立高校元教諭が県に処分の取消しを求めた事案。不正受給等を理由とする懲戒免職処分取消請求を認容したが,損害賠償等請求を棄却した原判決が相当であるとして,控訴が斥けられた例 |
2024.01.24 | 大阪市立中学校教員コロナ在宅勤務事件 大阪高裁 令和5年(行コ)第82号、同第114号 賃金等請求控訴、同附帯控訴事件 令和6年1月24日判決 原判決変更 【出 典】 労働判例ジャーナル146号34頁 【経 過】 一審大阪地裁令和5年5月17日 【参 考】 原告は、被告に中学校教員として再任用され、被告が設置する中学校において勤務していたところ、令和2年3月12日から同月17日まで海外へ私事旅行をし、帰国後、自宅での研修(教育公務員特例法22条2項所定)を申請したが、校長から出勤を命じられた。本件は、原告が、@本件研修は承認された、仮に承認されていないとしても3日間は被告の責めに帰すべき事由により労務提供できなかった、A校長が本件研修を承認しないと判断したことは、裁量権を逸脱し又は濫用したものとして違法である、B校長が原告に対して出勤を命じたことは違法であるなどと主張して、被告に対し、未払賃金及び慰謝料等の支払を求める事案である。原判決を変更し,新型コロナの情勢下出勤しなかった期間の未払給与支払請求は原判決同様一部認められたが,損害賠償等請求が斥けられた例。 |
2024.01.12 | 取手市立中学校教員停職処分事件 水戸地裁 令和4年(行ウ)第6号 懲戒処分取消請求事件 令和6年1月12日判決 認容 【出 典】 労働判例ジャーナル147号40頁 【経 過】 二審東京高裁令和6年10月31日判決(棄却)(確定) 【参 考】 茨城県取手市立中学3年の女子生徒がいじめを受け自殺した問題を巡り、茨城県教委から停職1カ月の懲戒処分を受けた当時担任の女性教諭が、県を相手に処分の取り消しを求めた訴訟 |
2024.01.11 | 関西大学教授懲戒処分事件 大阪地裁 令和4年(ワ)第4261号 地位確認等請求事件 令和6年1月11日判決 棄却 【出 典】 ウエストロー・ジャパン 【参 考】 大学教授である原告が、学生の修士論文を盗用したとして、大学から停職3か月の懲戒処分を受け、さらに、教授会から副学部長の解任処分、及び、大学院の研究科から科目担当を当分の間認めない処分も受けた。これらに対して原告は、懲戒処分の無効確認等を求めるとともに、教授会等処分が不法行為に該当するとして、損害賠償を請求した。 |