● カードリーダーを活用した退勤管理の導入について 平成24年9月5日 大阪府教育委員会



                              平成24年9月5日
    カードリーダーを活用した退勤管理の導入について


1 実施時期
 平成24年10月1日
 (9月18日から28日の間、退勤スリットの試行実施)

2 導入目的
 職員の健康管理や適正な退勤管理の観点から、カードリーダー又はSSC画面を活用した退勤管理を行う。(ただし、出勤時の扱いには変更なし)
 また、退勤管理のシステム化に併せて、従前から徹底を図っている時間外勤務の事前命令・届出の実効性が担保されるように時間外勤務システムの所要の改修を行う。

3 退勤記録の方法
 職員は、退庁の際、次の方法により退勤を記録する。
@ カードリーダーは、午後2時30分〜午前3時までの間は「退」の扱いに設定されるので、この時間帯に退勤する場合は、カードをそのままスリットする。ただし、この時間帯以外に退勤する場合は、「退」ボタンを押したうえでカードをスリットする。
(参考:午前3時〜午後2時30分までの間は「出」に設定される。)
A SSC画面から「退勤」ボタンをクリックする。(SSC稼働時間:午前6時〜午後10時)
 ※退庁の際とは、勤務した日において、勤務終了後、宅着出張及び年次休暇取得などにより、最終的に勤務公署を離れる場合をいう。

4 現行システムに追加する機能
 現行の出勤管理と同様の取扱いを行うため、システム上、次の機能を追加する。
@ 出勤簿一覧画面に退勤時刻を表示する。
A 退勤時刻の二重打刻や出勤・退勤時刻の逆転のエラーを表示する。
B 「退勤なし(退勤未入力時)」や「早退あり」のお知らせメッセージを本人及びその管理監督者に送信する。
C 退勤の打刻忘れ等があった場合、管理監督者による修正を可能とする。

5 時間外勤務時の入力について(事務職員等のみ)
@ 時間外勤務の前に、職員が事前届出(追加)を行い、管理監督者がこれを承認する、又は管理監督者が事前命令(現行どおり)を入力する。
A 職員が実績を入力する画面及び管理監督者が実績を承認する画面に「退勤時刻」を表示する。(2カ月間程度)
B 退勤時刻が時間外勤務終了時刻より早い場合は、ワーニングメッセージを表示する。

 ≪システム入力の手順≫
【現行】 1事前命令(G長等)⇒2時間外実績(職員)⇒3実績承認(G長等)
【追加】 0事前届出(職員)⇒1'事前届出承認(G長等)⇒2時間外実績(職員)⇒3実績承認(G長等)

・現行は「2時間外実績」からでも入力可能だが、改修後は「0事前届出(当日のシステム稼働は午後10時まで)」又は「1事前命令」からの入力が必要となる。
・緊急的な対応等で時間外勤務を行ったが、当日に「0事前届出」又は「1事前命令」を入力できなかった場合、管理監督者が「1事前命令」を遡及して入力することにより「2時間外実績」を入力できる。






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