教育裁判例出典検索

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最終更新:2024年8月30日
検索条件 "最近の判例 " にあてはまる裁判例は 60 件です。 ( 2 / 3 page )
2024.03.13北海道大学総長解任事件
札幌地裁 令和2年(行ウ)第36号 総長解任処分取消等請求事件
令和6年3月13日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 原告は、被告北大の総長であったが、被告北大の総長選考会議は、原告の非違行為30件を認めて、文部科学大臣に原告の総長解任の申出をし、これを受けた文部科学大臣は、総長選考会議が認定した非違行為のうち28件を認定し、原告を被告北大の学長から解任する決定をしたところ、本件解任申出の手続に瑕疵は認められず、本件解任申出及び本件解任処分が認定した非違行為及び評価は正当であり、裁量権の逸脱・濫用は認められない。
2024.03.08高校体操部落下事故事件
静岡地裁 令和2年(ワ)第218号 損害賠償等請求事件
令和6年3月8日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号40頁
【参 考】 静岡市の高等学校で、体操部の部活動中に大けがを負ったのは学校側が安全配慮義務を怠ったためだとして、元生徒と家族が同校を運営する学校法人に慰謝料や介護費用など約4億2千万円の損害賠償を求めた事案。学校法人新静岡学園事件
2024.03.08鳥取市立小学校教員・不適切発言停職処分事件
鳥取地裁 令和4年(行ウ)第2号 懲戒処分取消請求事件
令和6年3月8日判決 認容
【出 典】 労働判例ジャーナル148号18頁
【参 考】 公立小学校に勤務していた教諭が,授業中に児童に「調子に乗ったらぶっ殺す」など暴言を吐いたことを理由に,停職1カ月とされた懲戒処分の取消しを県に求めた事案。
2024.03.01大分県立特別支援学校生徒窒息死事件
大分地裁 令和1年(ワ)第367号 損害賠償請求事件
令和6年3月1日判決 一部認容(確定)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 亡eは、知的障害及び身体障害を有し、被告が設置するf支援学校高等部に通学していたところ、給食時間中に倒れ、その後死亡した。本件は、eの親族である原告らが、eには掻き込むような食べ方をして食物を丸飲みするという傾向があり、これによって咽頭が食物で閉塞され窒息が生じたことにより死亡したとし、本件事故当時本件支援学校の教職員であった者らには、給食時間中のeを見守り、食物による窒息を防止すべき注意義務及び同人の口腔内の食物を直ちに除去するなどの応急処置を採るべき注意義務等があったのに、これらを怠ったなどと主張して、被告県に約3700万円の損害賠償を求める事案である。
2024.02.16京都大学学生寮明渡請求事件
京都地裁 平成31年(ワ)第1264号 建物明渡請求事件
令和6年2月16日判決 一部認容・一部棄却(控訴)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、原告が、京都大学の学生寄宿舎である建物に居住し又は居住していた被告らに対し、被告らは占有権原を有せず、有していたとしても喪失したなどと主張して、所有権に基づく返還請求権として、本件建物を明け渡すよう求める事案である。
2024.02.15中高一貫校進学拒否事件
千葉地裁 令和4年(ワ)第1293号 損害賠償請求事件
令和6年2月15日判決 一部認容・一部棄却(確定)
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 本件は、被告が管理運営する中学校に在籍していた原告が、校長から自宅謹慎を命じられたこと及び本件中学校と連携して中高一貫教育を実施している本件高校への進学を拒否されたことがいずれも違法である旨主張し、被告に対して損害賠償を求める事案である。
2024.02.14茨城県古河市立中学校教員うつ病自殺事件
水戸地裁下妻支部 令和2年(ワ)第176号 損害賠償等請求事件
令和6年2月14日判決 一部認容
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 自殺した亡教員は長時間にわたる時間外労働を余儀なくされ,うつ病エピソードを発症したものであり,校長には安全配慮義務違反が認められるとして,損害賠償等請求が一部認められた事例。
2024.02.08横浜国立大学教授成績改ざん事件
横浜地裁 令和3年(ワ)第909号 懲戒解雇無効等確認請求事件
令和6年2月8日判決 棄却
【出 典】 労働判例1315号47頁、労働判例ジャーナル145号10頁
【参 考】 国立大学で外国人留学生向けの講義を担当していた元教授が,学生の成績評価を恣意的に行ったなどとして懲戒解雇処分を受けたのは不当として,処分の無効などを求めた事案
2024.02.07長崎県立高校教員免職処分事件
福岡高等裁判所 令和4年(行コ)第18号 懲戒免職処分取消請求事件
令和6年2月7日 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号28頁
【経 過】 長崎地裁令和4年2月22日判決(一部認容・一部棄却)
【参 考】 虚偽の公務災害認定請求による療養補償費の不正受給を理由にした懲戒免職処分は事実誤認として,県立高校元教諭が県に処分の取消しを求めた事案。不正受給等を理由とする懲戒免職処分取消請求を認容したが,損害賠償等請求を棄却した原判決が相当であるとして,控訴が斥けられた例
2024.01.24大阪市立中学校教員コロナ在宅勤務事件
大阪高裁 令和5年(行コ)第82号、同第114号 賃金等請求控訴、同附帯控訴事件
令和6年1月24日判決 原判決変更
【出 典】 労働判例ジャーナル146号34頁
【経 過】 一審大阪地裁令和5年5月17日
【参 考】 原告は、被告に中学校教員として再任用され、被告が設置する中学校において勤務していたところ、令和2年3月12日から同月17日まで海外へ私事旅行をし、帰国後、自宅での研修(教育公務員特例法22条2項所定)を申請したが、校長から出勤を命じられた。本件は、原告が、@本件研修は承認された、仮に承認されていないとしても3日間は被告の責めに帰すべき事由により労務提供できなかった、A校長が本件研修を承認しないと判断したことは、裁量権を逸脱し又は濫用したものとして違法である、B校長が原告に対して出勤を命じたことは違法であるなどと主張して、被告に対し、未払賃金及び慰謝料等の支払を求める事案である。原判決を変更し,新型コロナの情勢下出勤しなかった期間の未払給与支払請求は原判決同様一部認められたが,損害賠償等請求が斥けられた例。
2024.01.12取手市立中学校教員停職処分事件
水戸地裁 令和4年(行ウ)第6号 懲戒処分取消請求事件
令和6年1月12日判決 認容
【出 典】 労働判例ジャーナル147号40頁
【経 過】 二審東京高裁令和6年10月31日判決(棄却)(確定)
【参 考】 茨城県取手市立中学3年の女子生徒がいじめを受け自殺した問題を巡り、茨城県教委から停職1カ月の懲戒処分を受けた当時担任の女性教諭が、県を相手に処分の取り消しを求めた訴訟
2024.01.11関西大学教授懲戒処分事件
大阪地裁 令和4年(ワ)第4261号 地位確認等請求事件
令和6年1月11日判決 棄却
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 大学教授である原告が、学生の修士論文を盗用したとして、大学から停職3か月の懲戒処分を受け、さらに、教授会から副学部長の解任処分、及び、大学院の研究科から科目担当を当分の間認めない処分も受けた。これらに対して原告は、懲戒処分の無効確認等を求めるとともに、教授会等処分が不法行為に該当するとして、損害賠償を請求した。
2023.12.25聖マリアンナ医科大学不正入試事件
東京地裁 令和2年(ワ)第26002号 損害賠償請求事件
令和5年12月25日判決 一部認容
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 私立医科大学の入学試験で、女性であることを理由に点数操作をされ損害を受けたとして元受験生の女性4人が同大を相手取り約3280万円の損害賠償を求めた事案。
2023.12.20松山大学裁量労働制事件
松山地裁 令和2年(ワ)第200号・令和2年(ワ)第383号 未払賃金等請求本訴事件、 損害賠償請求事件
令和5年12月20日判決 一部認容・一部棄却
【出 典】 ウエストロー・ジャパン、労働経済判例速報2544号3頁
【参 考】 本件は被告大学に所属する教授職にある原告らが、過半数代表者の選出手続きに瑕疵があったとして、選出された過半数代表者が締結した専門業務型裁量労働制の労使協定の効力を争い、裁量労働制無効を前提に計算した時間外労働等の未払い賃金を請求するなどした事例。
2023.12.18福島第一原発事故後の生徒被ばく事件
仙台高裁 令和3年(行コ)第9号 各安全な場所で教育を受ける権利の確認等請求控訴事件(国家賠償請求関係)
令和5年12月18日判決 棄却
【経 過】 一審福島地裁令和3年3月1日判決(裁判所ウェブサイト)。控訴審において、訴訟を行訴部分と国賠部分に分離、本判決は国賠部分。
【参 考】 控訴人らは、被控訴人らに対し、本件原発事故後における被控訴人らの違法な事故対応等により無用な被ばくをさせられ、将来健康被害を生じる不安を抱くなどの精神的苦痛を被ったとして、国家賠償法1条1項に基づき、1人当たり慰謝料10万円及びこれに対する遅延損害金の支払を求めている。
2023.11.07山形県立高校教員わいせつ行為懲戒免職事件
山形地裁 令和5年(行ウ)第7号 退職手当支給制限処分取消請求
令和5年11月7日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル144号22頁
【参 考】 勤務先の県立高校の女子生徒へのわいせつ行為で懲戒免職処分となった元教諭の男性が,県に退職金の支払を求めた訴訟
2023.10.30大学教員昇給不実施事件
東京地裁 令和元年(ワ)第34176号 未払い賃金等請求事件
令和5年10月30日判決 棄却(控訴)
【出 典】 判例タイムズ1520号65頁
【参 考】 学校法人において,定期昇給及び特別昇給を行うことが労使慣行になっていたとは認められないと判断された事例
2023.10.18看護専門学校奨学金「お礼奉公」事件
横浜地裁 令和3年(ワ)第3753号、令和4年(ワ)第1245号 奨学貸付金返還請求本訴事件、損害賠償等請求反訴事件
令和5年10月18日判決 (本訴請求)一部認容、(反訴請求)棄却
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
2023.10.13私立中高一貫校いじめ転校事件
広島高裁 令和5年(ネ)第160号 損害賠償等請求事件
令和5年10月13日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル143号56頁
【経 過】 一審山口地裁令和5年4月19日判決(一部認容・一部棄却)
【参 考】 宇部市の中高一貫校の高校で退学を余儀なくされたのはいじめが原因だとして、元生徒と父親が損害賠償を求めて同級生や学校法人などを訴えた事案で、学校法人の損害賠償責任を否定した原判決に対する控訴が斥けられた
2023.10.12静岡市立小学校いじめ適応障害事件
静岡地裁 平成31年(ワ)第211号 損害賠償請求事件
令和5年10月12日判決 一部認容・一部棄却
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 本件は、原告が、本件小学校において、同級生の児童らからいわゆる「菌まわし」行為や暴行、仲間外れ等のいじめを受け、校長及び担任からも上記いじめに関して違法な対応をされ、これにより原告において適応障害を発症したなどと主張して、児童らとその親、校長、担任、市に計約2000万円の損害賠償を求めた事案

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