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◆200006KHK190A2L0070J TITLE: インターネット端末の利用規定(生徒用・参考案) AUTHOR: 羽山 健一 SOURCE: 大阪高法研ニュース 第190号(2000年6月) WORDS: 全40字×70行
近年、学校にインターネットを利用できるパソコンが導入される例が急激に増えてきた。生徒にそれを利用させる上で、著作権や生徒自身のプライバシー、ネットの倫理など、さまざまな問題に留意する必要がある。この規定はその留意点ををまとめたものである。
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インターネット端末の利用規定(生徒用・参考案)
2000年 月 日
○○高校進路指導部
進路指導室のインターネット端末は、進路情報の入手に便宜をはかることを目的として設けられています。そのため、生徒の利用については、ホームページの閲覧のみに限ります。具体的には下記の利用規定を守って下さい。
1.注意事項
(1)他の利用者のことも配慮して、長時間の利用はひかえて下さい。
(2)ネット上で得た情報が、すべて正しいとは限りません。情報の正確性は他のメディアでも確認して下さい。
(3)海外のホームページにおいて、英語で何か聞かれたとき、意味が分からなければ何も答えないようにして下さい。むやみに「Yes」と答えないように。
(4)ネット上で知り合った人と直接に会うこと(オフラインミーティング)は、保護者の同意のない限り、避けて下さい。
(5)閲覧した画面のコピー、プリントなどのサービスは行っていません。
(6)ネットを通じての資料請求については、進路の先生の指示に従って下さい。
2.制限事項
(1)電子メールの送信・受信を禁止します。
当分の間、メールアカウントは発行しません。また、自分のメールアドレスを持っている生徒も、メールの送信・受信・添付文書の開封を禁止します。
(2)掲示板、アンケート、チャットの利用を禁止します。
「○○をプレゼント!」というページやアンケートのページなどに、住所、氏名、電話番号などを書き込むと、その情報が悪用される危険性があります。このようなページへの書き込みは禁止します。(検索のフォーム(書き込み欄)への書き込みは禁止ではありませんが慎重に行って下さい。)
(3)ショッピング、有料サービスの利用を禁止します。
ネット上で買い物をして、悪質な業者にだまされたり、高額な金額を請求されるなどのトラブルが起こっています。金銭の支払いが必要になるページの利用を禁止します。
(4)ファイルのダウンロードを禁止します。
パソコンソフトなどのファイルをダウンロードすると、ウィルスに感染する可能性があります。誤ってその操作に入った時は、途中でキャンセルして下さい。
(5)その他の不正な行為を禁止します。
ハッキング、ネットのモラルに反する行為、犯罪行為、プライバシー・著作権の侵害に当たるような行為を禁止します。また、アダルト関連、犯罪関連などの有害サイトの閲覧を禁止します。
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