大阪教育法研究会 | | Top page | Back | |
◆200612KHK228A1L0184ABH TITLE: 大阪(高槻)における評価・育成システム AUTHOR: 編集部 SOURCE: 大阪教法研ニュース 第228号(2006年12月) WORDS: 全40字×184行
@ | 前哨戦として、大阪府教委の指導力不足教員数400という調査結果の報道について、その数の裏付けとなる資料の開示請求を行ったが、不存在決定が下されたので、審査会への異議申し立てを行った。その結果、その人数の基礎となる元データは存在しないことが明らかになった。 |
A | 2002年度、校長の自己申告票を高槻市に開示請求し、審査会へ異議申し立てを行った。 |
B | 2002年度、校長が各教員について記入する「評価・育成シート」を、高槻市の個人情報保護条例に基づいて開示請求した(開示)。2003年に出された別の非開示決定に対しては異議申立を行った。この間、大阪府が2005年度より同種文書を開示することが計画されるようになると、高槻市も先の非開示決定を取り消し、開示をおこなった。これ以降、同文書は開示されるようになっている。以上のように高槻市では「評価・育成シート」は2002年度からすべて開示を勝ち取ってきた。 |
C | 2002年度、「評価・育成シート」の訂正請求を行い、これが認められず審査会に異議申立をした結果、一部訂正が認められた。 |
D | 2003年度より、校長による評価に対して苦情申立を行った。こうした追求が影響したのか、2005年度の評価結果分布では、前年度に比べ「B」評価が減り「A」評価の増加が目立っている。 |
大阪府教育委員会
(1) 自己申告票の提出率(大阪市を除く) (%)市町村立学校 | 府立学校 | |
平成17年7月末時点 | 94.7 | 92.4 |
平成17年度末時点 | 96.0 | 94.6 |
市町村立学校 | 府立学校 | |
平成16年7月末時点 | 90.5 | 90.0 |
平成16年度末時点 | 94.2 | 92.2 |
S | A | B | C | D | ||
---|---|---|---|---|---|---|
市町村立学校 | 業績評価 | 1.1 | 29.8 | 67.7 | 1.3 | 0.0* |
能力評価 | 1.4 | 36.6 | 60.2 | 1.8 | 0.1 | |
総合評価 | 1.0 | 33.8 | 63.8 | 1.4 | 0.0* | |
府立学校 | 業績評価 | 3.1 | 31.8 | 63.8 | 1.2 | 0.0* |
能力評価 | 3.8 | 38.3 | 56.3 | 1.5 | 0.0** | |
総合評価 | 2.9 | 35.2 | 60.6 | 1.2 | 0.0* |
S | A | B | C | D | ||
---|---|---|---|---|---|---|
市町村立学校 | 業績評価 | 1.0 | 25.5 | 71.4 | 2.0 | 0.1 |
能力評価 | 1.1 | 34.1 | 62.0 | 2.6 | 0.1 | |
総合評価 | 1.0 | 32.0 | 64.9 | 2.1 | 0.0* | |
府立学校 | 業績評価 | 2.4 | 24.8 | 70.8 | 2.0 | 0.1 |
能力評価 | 3.5 | 34.5 | 59.4 | 2.5 | 0.1 | |
総合評価 | 3.1 | 31.7 | 63.2 | 1.9 | 0.1 |
申出件数 | 44件 |
トップページ | 研究会のプロフィール | 全文検索 | 戻る | このページの先頭 |