教育裁判例出典検索

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最終更新:2024年7月21日
検索条件 "最近の判例 " にあてはまる裁判例は 60 件です。 ( 1 / 3 page )
2024.05.30尾張教育事務所職員・不起訴理由回答事件
名古屋高裁 令和3年(行コ)第43号 損害賠償請求控訴事件
令和6年5月30日判決 一部認容・一部棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【経 過】 名古屋地裁令和元年(行ウ)第49号
【参 考】 控訴人は、勤務先である愛知県教育委員会(県教委)尾尾張教育事務所の上司に対して暴行を加えたものとされる暴行被疑事件につき、名古屋地方検察庁検察官から、起訴猶予を理由とする不起訴処分を受けた。県教委は名古屋地方検察庁検察官に対し、本件暴行被疑事件についての処分結果及び処分理由について書面で照会したところ、名古屋地方検察庁次席検事は、県教委に対し、本件暴行被疑事件について控訴人を起訴猶予(被疑事実が明白)を理由として不起訴処分とした旨を書面で回答した(本件回答)。本件は、控訴人が、名古屋地方検察庁検察官が本件不起訴処分の理由を起訴猶予としたこと、本件回答が違法であるなどと主張して、損害賠償金の支払い及び本件不起訴処分の撤回などを求めた事案である。
2024.05.24札幌聾学校「日本手話」事件
札幌地裁 令和4年(ワ)第1462号 損害賠償請求事件
令和6年5月24日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 先天性の聴覚障害があり、被告が設置する札幌聾学校小学部に現在在籍し又は過去在籍していた原告らが、その第一言語である日本手話により授業を受けられなかったこと等は違法であり、これにより精神的苦痛を被ったと主張して、国家賠償法に基づき、それぞれ550万円の損害賠償を請求した事案である。
2024.05.17元教員教え子殺人未遂事件
札幌地裁 令和5年(わ)第789号 殺人未遂被告事件
令和6年5月17日判決 懲役3年・執行猶予5年
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 元中学校教師の被告(75)が、教え子の40代の女性2人を千枚通しで刺して殺害しようとして殺人未遂の罪に問われた事件
2024.05.15防衛大学校いじめ事件
横浜地裁 令和1年(ワ)第3701号 損害賠償請求事件
令和6年5月15日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告国が設置運営する防衛大学校の学生であった原告が、防衛大在校中、被告Aを含む防衛大の学生から暴行やいじめを受け、精神的苦痛を受け損害を被ったとして、被告Aに対し不法行為に基づき、被告国に対し国家賠償法に基づき、慰謝料、逸失利益等4587万円の連帯支払を求める事案である。
2024.04.26保育園男児食物アレルギー事件
福岡地裁 令和4年(ワ)第3980号 損害賠償請求事件
令和6年4月26日判決 一部認容
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 原告は、被告の運営する保育園で提供された鶏卵を含むプリンの摂食によりアレルギー反応を発症した。また、原告は、本件保育園で提供された小麦を含むパスタの摂食によりアナフィラキシー症状を発症した。本件は、原告が、1回目の事故について、損害賠償金約12万円の支払を求めるとともに、2回目の事故について、損害賠償金約320万円の支払を求める事案である。
2024.04.23滋賀県立高校いじめ不登校事件
大津地裁 令和2年(ワ)第535号 損害賠償請求事件
令和6年4月23日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告滋賀県の設置するB高校に在学していた原告が、原告母において原告に対するいじめがあることを申告したにもかかわらず、B高校の教員らが適切な対応をしなかったことにより、原告が不登校に至り、その後もB高校の教員らが不登校解消に向けた適切な対応をしなかったため、原告が精神的苦痛を被ったと主張して、被告県に対し、慰謝料500万円等の支払を求めるとともに、B高校に在学していた被告Aが、原告の通学用鞄にパンやゴミを入れたり、原告の自転車のサドルを前後逆にして下げたり、原告の左足を踏みつけたりしたため、原告は精神的苦痛を被ったと主張して、被告Aに対し、慰謝料100万円等の支払を求める事案である。
2024.03.19名古屋市立中学校いじめ自殺事件
名古屋地裁 令和4年(ワ)第2974号 国家賠償請求事件
令和6年3月19日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、名古屋市立中学校に在学していた生徒の相続人である原告らが、学校を設置する被告に対し、学校の教員が生徒に対する安全配慮義務に違反したことにより、いじめを防ぐことができず、生徒は自死に至るほどの精神的苦痛を被ったなどと主張し、また、名古屋市教育委員会及び学校は、生徒が自死したことについての調査報告義務に違反したり、卒業式等において原告らに対する配慮を欠いた違法な対応をしたりしたなどと主張して、被告に対し、国家賠償法1条1項に基づき、損害賠償金1540万円の支払等を求めた事案である。
2024.03.08高校体操部落下事故事件
静岡地裁 令和2年(ワ)第218号 損害賠償等請求事件
令和6年3月8日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号40頁
【参 考】 静岡市の高等学校で、体操部の部活動中に大けがを負ったのは学校側が安全配慮義務を怠ったためだとして、元生徒と家族が同校を運営する学校法人に慰謝料や介護費用など約4億2千万円の損害賠償を求めた事案。学校法人新静岡学園事件
2024.03.08鳥取市立小学校教員・不適切発言停職処分事件
鳥取地裁 令和4年(行ウ)第2号 聴解処分取消請求事件
令和6年3月8日判決 認容
【出 典】 労働判例ジャーナル148号18頁
【参 考】 公立小学校に勤務していた教諭が,授業中に児童に「調子に乗ったらぶっ殺す」など暴言を吐いたことを理由に,停職1カ月とされた懲戒処分の取消しを県に求めた事案。
2024.03.01大分県立特別支援学校生徒窒息死事件
大分地裁 令和1年(ワ)第367号 損害賠償請求事件
令和6年3月1日判決 一部認容(確定)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 亡eは、知的障害及び身体障害を有し、被告が設置するf支援学校高等部に通学していたところ、給食時間中に倒れ、その後死亡した。本件は、eの親族である原告らが、eには掻き込むような食べ方をして食物を丸飲みするという傾向があり、これによって咽頭が食物で閉塞され窒息が生じたことにより死亡したとし、本件事故当時本件支援学校の教職員であった者らには、給食時間中のeを見守り、食物による窒息を防止すべき注意義務及び同人の口腔内の食物を直ちに除去するなどの応急処置を採るべき注意義務等があったのに、これらを怠ったなどと主張して、被告県に約3700万円の損害賠償を求める事案である。
2024.02.14茨城県古河市立中学校教員うつ病自殺事件
水戸地裁 令和2年(ワ)第176号 損害賠償等請求事件
令和6年2月14日判決 一部認容
【出 典】 労働判例ジャーナル146号30頁
【参 考】 自殺した亡教員は長時間にわたる時間外労働を余儀なくされ,うつ病エピソードを発症したものであり,校長には安全配慮義務違反が認められるとして,損害賠償等請求が一部認められた例。
2024.02.08横浜国立大学教授成績改ざん事件
横浜地裁 令和3年(ワ)第909号 懲戒解雇無効等確認請求事件
令和6年2月8日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル145号10頁
【参 考】 国立大学で外国人留学生向けの講義を担当していた元教授が,学生の成績評価を恣意的に行ったなどとして懲戒解雇処分を受けたのは不当として,処分の無効などを求めた事案
2024.02.07長崎県立高校教員免職処分事件
福岡高等裁判所 令和4年(行コ)第18号 懲戒免職処分取消請求事件
令和6年2月7日 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号28頁
【経 過】 長崎地裁令和4年2月22日判決(一部認容・一部棄却)
【参 考】 虚偽の公務災害認定請求による療養補償費の不正受給を理由にした懲戒免職処分は事実誤認として,県立高校元教諭が県に処分の取消しを求めた事案。不正受給等を理由とする懲戒免職処分取消請求を認容したが,損害賠償等請求を棄却した原判決が相当であるとして,控訴が斥けられた例
2024.01.24大阪市立中学校教員コロナ在宅勤務事件
大阪高裁 令和5年(行コ)第82号、同第114号 賃金等請求控訴、同附帯控訴事件
令和6年1月24日判決 原判決変更
【出 典】 労働判例ジャーナル146号34頁
【経 過】 一審大阪地裁令和5年5月17日
【参 考】 原告は、被告に中学校教員として再任用され、被告が設置する中学校において勤務していたところ、令和2年3月12日から同月17日まで海外へ私事旅行をし、帰国後、自宅での研修(教育公務員特例法22条2項所定)を申請したが、校長から出勤を命じられた。本件は、原告が、@本件研修は承認された、仮に承認されていないとしても3日間は被告の責めに帰すべき事由により労務提供できなかった、A校長が本件研修を承認しないと判断したことは、裁量権を逸脱し又は濫用したものとして違法である、B校長が原告に対して出勤を命じたことは違法であるなどと主張して、被告に対し、未払賃金及び慰謝料等の支払を求める事案である。原判決を変更し,新型コロナの情勢下出勤しなかった期間の未払給与支払請求は原判決同様一部認められたが,損害賠償等請求が斥けられた例。
2024.01.12取手市立中学校教員停職処分事件
水戸地裁 令和4年(行ウ)第6号 懲戒処分取消請求事件
令和6年1月12日判決 認容
【出 典】 労働判例ジャーナル147号40頁
【参 考】 茨城県取手市立中学3年の女子生徒がいじめを受け自殺した問題を巡り、茨城県教委から停職1カ月の懲戒処分を受けた当時担任の女性教諭が、県を相手に処分の取り消しを求めた訴訟
2024.01.11関西大学教授懲戒処分事件
大阪地裁 令和4年(ワ)第4261号 地位確認等請求事件
令和6年1月11日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号40頁
【参 考】 大学教授である原告が、学生の修士論文を盗用したとして、大学から停職3か月の懲戒処分を受け、さらに、教授会から副学部長の解任処分、及び、大学院の研究科から科目担当を当分の間認めない処分も受けた。これらに対して原告は、懲戒処分の無効確認等を求めるとともに、教授会等処分が不法行為に該当するとして、損害賠償を請求した。
2023.12.25聖マリアンナ医科大学不正入試事件
東京地裁 令和2年(ワ)第26002号 損害賠償請求事件
令和5年12月25日判決 一部認容
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 私立医科大学の入学試験で、女性であることを理由に点数操作をされ損害を受けたとして元受験生の女性4人が同大を相手取り約3280万円の損害賠償を求めた事案。
2023.12.18福島第一原発事故後の生徒被ばく事件
仙台高裁 令和3年(行コ)第9号 各安全な場所で教育を受ける権利の確認等請求控訴事件(国家賠償請求関係)
令和5年12月18日判決 棄却
【経 過】 一審福島地裁令和3年3月1日判決(裁判所ウェブサイト)。控訴審において、訴訟を行訴部分と国賠部分に分離、本判決は国賠部分。
【参 考】 控訴人らは、被控訴人らに対し、本件原発事故後における被控訴人らの違法な事故対応等により無用な被ばくをさせられ、将来健康被害を生じる不安を抱くなどの精神的苦痛を被ったとして、国家賠償法1条1項に基づき、1人当たり慰謝料10万円及びこれに対する遅延損害金の支払を求めている。
2023.11.07山形県立高校教員わいせつ行為懲戒免職事件
山形地裁 令和5年(行ウ)第7号 退職手当支給制限処分取消請求
令和5年11月7日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル144号22頁
【参 考】 勤務先の県立高校の女子生徒へのわいせつ行為で懲戒免職処分となった元教諭の男性が,県に退職金の支払を求めた訴訟
2023.10.18看護専門学校奨学金「お礼奉公」事件
横浜地裁 令和3年(ワ)第3753号、令和4年(ワ)第1245号 奨学貸付金返還請求本訴事件、損害賠償等請求反訴事件
令和5年10月18日判決 (本訴請求)一部認容、(反訴請求)棄却
【出 典】 ウエストロー・ジャパン

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