教育裁判例出典検索

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最終更新:2024年8月30日
検索条件 "最近の判例 " にあてはまる裁判例は 60 件です。 ( 1 / 3 page )
2024.08.09東大阪市立中学校教員適応障害事件
大阪地裁 令和5年(ワ)第2395号 損害賠償請求事件
令和6年8月9日判決 一部認容
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 中学校に理科担当教師として勤務している原告が、長時間労働を余儀なくされ、適応障害及びうつ病を発症したとして、国家賠償法に基づく損害賠償請求として、被告らに対し、連帯して330万円の支払を求めたところ、中学校の校長に注意義務違反が認められるとして、原告の請求を一部認容した事案
2024.07.22名古屋市立小学校給食調理員免職処分事件
名古屋地裁 令和4年(行ウ)第108号 懲戒免職処分等取消請求事件
令和6年7月22日判決 認容
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告において学校給食の調理員として勤務していた原告が、名古屋市教育委員会から、原告が調理場に保存食として冷凍されていた廃棄前の食品を窃取したことを理由とする懲戒免職処分を受けたことに伴い、職員退職手当条例17条1項1号により、退職手当管理機関である市教委から、一般の退職手当等の全部を支給しないこととする処分を受けたため、被告を相手に、上記各処分の取消しを求める事案である。
2024.07.03日本語学校登録抹消事件
福岡地裁 令和4年(行ウ)第13号 日本語教育機関抹消処分差止請求事件
令和6年7月3日判決 棄却(控訴)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 留学生に対する人権侵害行為があったことを理由に,国が日本語学校としての登録を抹消したのは不当だとして,日本語学校を運営する学校法人が処分の取消しを求めた事案。
2024.05.30尾張教育事務所職員・不起訴理由回答事件
名古屋高裁 令和3年(行コ)第43号 損害賠償請求控訴事件
令和6年5月30日判決 一部認容・一部棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【経 過】 名古屋地裁令和元年(行ウ)第49号
【参 考】 控訴人は、勤務先である愛知県教育委員会(県教委)尾尾張教育事務所の上司に対して暴行を加えたものとされる暴行被疑事件につき、名古屋地方検察庁検察官から、起訴猶予を理由とする不起訴処分を受けた。県教委は名古屋地方検察庁検察官に対し、本件暴行被疑事件についての処分結果及び処分理由について書面で照会したところ、名古屋地方検察庁次席検事は、県教委に対し、本件暴行被疑事件について控訴人を起訴猶予(被疑事実が明白)を理由として不起訴処分とした旨を書面で回答した(本件回答)。本件は、控訴人が、名古屋地方検察庁検察官が本件不起訴処分の理由を起訴猶予としたこと、本件回答が違法であるなどと主張して、損害賠償金の支払い及び本件不起訴処分の撤回などを求めた事案である。
2024.05.24札幌聾学校「日本手話」事件
札幌地裁 令和4年(ワ)第1462号 損害賠償請求事件
令和6年5月24日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 先天性の聴覚障害があり、被告が設置する札幌聾学校小学部に現在在籍し又は過去在籍していた原告らが、その第一言語である日本手話により授業を受けられなかったこと等は違法であり、これにより精神的苦痛を被ったと主張して、国家賠償法に基づき、それぞれ550万円の損害賠償を請求した事案である。
2024.05.17元教員教え子殺人未遂事件
札幌地裁 令和5年(わ)第789号 殺人未遂被告事件
令和6年5月17日判決 懲役3年・執行猶予5年
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 元中学校教師の被告(75)が、教え子の40代の女性2人を千枚通しで刺して殺害しようとして殺人未遂の罪に問われた事件
2024.05.16大阪府吹田市立小学校いじめ不登校事件
大阪地裁 令和3年(ワ)第9132号 損害賠償請求事件
令和6年5月16日判決 一部認容・一部棄却(控訴)
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 原告らは、原告児童が本件小学校でいじめに遭い、不登校になったことにつき、被告市には不登校防止義務違反や不登校解消義務違反があったなどと主張して、被告市に対し、国賠法1条1項に基づき、損害賠償を求めている。
2024.05.15防衛大学校いじめ事件
横浜地裁 令和1年(ワ)第3701号 損害賠償請求事件
令和6年5月15日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告国が設置運営する防衛大学校の学生であった原告が、防衛大在校中、被告Aを含む防衛大の学生から暴行やいじめを受け、精神的苦痛を受け損害を被ったとして、被告Aに対し不法行為に基づき、被告国に対し国家賠償法に基づき、慰謝料、逸失利益等4587万円の連帯支払を求める事案である。
2024.05.08高松市立中学校バスケットボール部暴行事件
高松地裁 令和2年(ワ)第484号 損害賠償請求事件、国家賠償事件
令和6年5月8日判決 一部認容・一部棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告高松市が設置するA中学校においてバスケットボール部の活動に参加していた原告が、同校の卒業生である被告Bから、原告の後頭部を殴打される暴行を受け、よって、脳脊髄液漏出症等の後遺障害が残存する傷害を負ったと主張して、被告Bに対しては民法709条に基づいて(甲事件)、被告市に対しては顧問教員による過失等を理由とする国家賠償法1条1項に基づいて(乙事件)、損害賠償をそれぞれ求める事案である。
2024.04.26保育園男児食物アレルギー事件
福岡地裁 令和4年(ワ)第3980号 損害賠償請求事件
令和6年4月26日判決 一部認容
【出 典】 裁判所ウェブサイト、判例タイムズ1524号179頁
【参 考】 原告は、被告の運営する保育園で提供された鶏卵を含むプリンの摂食によりアレルギー反応を発症した。また、原告は、本件保育園で提供された小麦を含むパスタの摂食によりアナフィラキシー症状を発症した。本件は、原告が、1回目の事故について、損害賠償金約12万円の支払を求めるとともに、2回目の事故について、損害賠償金約320万円の支払を求める事案である。
2024.04.23滋賀県立高校いじめ不登校事件
大津地裁 令和2年(ワ)第535号 損害賠償請求事件
令和6年4月23日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告滋賀県の設置するB高校に在学していた原告が、原告母において原告に対するいじめがあることを申告したにもかかわらず、B高校の教員らが適切な対応をしなかったことにより、原告が不登校に至り、その後もB高校の教員らが不登校解消に向けた適切な対応をしなかったため、原告が精神的苦痛を被ったと主張して、被告県に対し、慰謝料500万円等の支払を求めるとともに、B高校に在学していた被告Aが、原告の通学用鞄にパンやゴミを入れたり、原告の自転車のサドルを前後逆にして下げたり、原告の左足を踏みつけたりしたため、原告は精神的苦痛を被ったと主張して、被告Aに対し、慰謝料100万円等の支払を求める事案である。
2024.03.26東京都立工業高校プール飛び込み事故
東京地裁 令和2年(ワ)第18568号 損害賠償請求事件
令和6年3月26日判決 認容
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 原告X2は、平成28年7月14日当時、被告が設置・運営する公立高等学校に在籍していたが、同日の体育(水泳)の授業中、教員の指導に従って飛び込みの練習を行った際、プールの底に頭部を打ち付けて頸髄完全損傷等の傷害を負い、障害等級1級相当の後遺障害が残った。本件は、原告X2及び原告×2の母である原告X1が、被告に対し、国家賠償法1条1項に基づく損害賠償等を求めた事案である。
2024.03.25ファッション色彩テキスト著作権事件
東京地裁 令和5年(ワ)第70315号 損害賠償等請求事件
令和6年3月25日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、被告学校法人が設置する専修学校の講師である原告が、共同著作物である本件書籍の著作者の一人として本件書籍に係る著作権を有するところ、被告による本件書籍の複製は原告の著作権(複製権)を侵害すると主張して、被告に対し、本件書籍の複製の差止め及び損害賠償又は不当利得返還を求める事案である。書籍の執筆にあたり職務著作(法人著作)の成否が争点となった事案。
2024.03.19名古屋市立中学校いじめ自殺事件
名古屋地裁 令和4年(ワ)第2974号 国家賠償請求事件
令和6年3月19日判決 棄却(控訴)
【出 典】 裁判所ウェブサイト、判例タイムズ1522号158頁
【参 考】 本件は、名古屋市立中学校に在学していた生徒の相続人である原告らが、学校を設置する被告に対し、学校の教員が生徒に対する安全配慮義務に違反したことにより、いじめを防ぐことができず、生徒は自死に至るほどの精神的苦痛を被ったなどと主張し、また、名古屋市教育委員会及び学校は、生徒が自死したことについての調査報告義務に違反したり、卒業式等において原告らに対する配慮を欠いた違法な対応をしたりしたなどと主張して、被告に対し、国家賠償法1条1項に基づき、損害賠償金1540万円の支払等を求めた事案である。
2024.03.13北海道大学総長解任事件
札幌地裁 令和2年(行ウ)第36号 総長解任処分取消等請求事件
令和6年3月13日判決 棄却
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 原告は、被告北大の総長であったが、被告北大の総長選考会議は、原告の非違行為30件を認めて、文部科学大臣に原告の総長解任の申出をし、これを受けた文部科学大臣は、総長選考会議が認定した非違行為のうち28件を認定し、原告を被告北大の学長から解任する決定をしたところ、本件解任申出の手続に瑕疵は認められず、本件解任申出及び本件解任処分が認定した非違行為及び評価は正当であり、裁量権の逸脱・濫用は認められない。
2024.03.08高校体操部落下事故事件
静岡地裁 令和2年(ワ)第218号 損害賠償等請求事件
令和6年3月8日判決 棄却
【出 典】 労働判例ジャーナル148号40頁
【参 考】 静岡市の高等学校で、体操部の部活動中に大けがを負ったのは学校側が安全配慮義務を怠ったためだとして、元生徒と家族が同校を運営する学校法人に慰謝料や介護費用など約4億2千万円の損害賠償を求めた事案。学校法人新静岡学園事件
2024.03.08鳥取市立小学校教員・不適切発言停職処分事件
鳥取地裁 令和4年(行ウ)第2号 懲戒処分取消請求事件
令和6年3月8日判決 認容
【出 典】 労働判例ジャーナル148号18頁
【参 考】 公立小学校に勤務していた教諭が,授業中に児童に「調子に乗ったらぶっ殺す」など暴言を吐いたことを理由に,停職1カ月とされた懲戒処分の取消しを県に求めた事案。
2024.03.01大分県立特別支援学校生徒窒息死事件
大分地裁 令和1年(ワ)第367号 損害賠償請求事件
令和6年3月1日判決 一部認容(確定)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 亡eは、知的障害及び身体障害を有し、被告が設置するf支援学校高等部に通学していたところ、給食時間中に倒れ、その後死亡した。本件は、eの親族である原告らが、eには掻き込むような食べ方をして食物を丸飲みするという傾向があり、これによって咽頭が食物で閉塞され窒息が生じたことにより死亡したとし、本件事故当時本件支援学校の教職員であった者らには、給食時間中のeを見守り、食物による窒息を防止すべき注意義務及び同人の口腔内の食物を直ちに除去するなどの応急処置を採るべき注意義務等があったのに、これらを怠ったなどと主張して、被告県に約3700万円の損害賠償を求める事案である。
2024.02.16京都大学学生寮明渡請求事件
京都地裁 平成31年(ワ)第1264号 建物明渡請求事件
令和6年2月16日判決 一部認容・一部棄却(控訴)
【出 典】 裁判所ウェブサイト
【参 考】 本件は、原告が、京都大学の学生寄宿舎である建物に居住し又は居住していた被告らに対し、被告らは占有権原を有せず、有していたとしても喪失したなどと主張して、所有権に基づく返還請求権として、本件建物を明け渡すよう求める事案である。
2024.02.15中高一貫校進学拒否事件
千葉地裁 令和4年(ワ)第1293号 損害賠償請求事件
令和6年2月15日判決 一部認容・一部棄却(確定)
【出 典】 ウエストロー・ジャパン
【参 考】 本件は、被告が管理運営する中学校に在籍していた原告が、校長から自宅謹慎を命じられたこと及び本件中学校と連携して中高一貫教育を実施している本件高校への進学を拒否されたことがいずれも違法である旨主張し、被告に対して損害賠償を求める事案である。

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